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こんにちは。
ストレングス・プレイスです。

今日はコーチインタビューのご紹介です。

第四弾は、ストレングスファインダー®︎講座 応用コースを担当する齋藤 綾治(さいとう りょうじ)コーチへのインタビューになります。

コーチインタビュー(インタビュアー:堀江)

(インタビュアー:堀江)  早速ですが、自己紹介をお願いします。

齋藤 綾治(さいとう りょうじ)です。

 

ストレングスファインダーTOP5

  1. 収集心 
  2. 戦略性 
  3. 成長促進 
  4. 親密性 
  5. 個別化

 

(インタビュアー:堀江)ありがとうございます。さいとうコーチは何故ストレングスファインダーコーチ(以下SFコーチ)になろうと思ったのですか?

元々自己分析ものって好きじゃなくて(笑)

なんだか自分が枠にはめ込まれてしまうような気がして、ちょっと敬遠していたんですよね。でも当時加入したオンラインコ ミュニティでストレングスファインダー®︎の診断結果を出す必要があって、それでやってみた、というのがストレングスファインダー®︎との出会いです。

その後セミナーを受講してみて、「そっか、ストレングスファインダー®︎34資質って人を閉じ込める箱じゃなくて、可能性を見つける旅の、スタートの扉なんだ」って気づいたんです。成長促進だとか戦略性だとかが私の開けることのできる扉なんだ。ここから可能性を探しにいけるんだと思ったらワクワクしてきて。もっと知りたい、もっと探求したいって思っているうちに、勢いで認定コーチにたどり着いたって感じです。

当時は副業禁止の仕事をしていたから、認定コーチになっても使う当てがなかったんですけれどね(笑)

(インタビュアー:堀江)「可能性を見つける旅のスタートの扉」素晴らしい例えですね。それに気が付いた時のさいとうコーチの笑顔が想像できます。もっと探求したいとのことですがSFコーチになって自分自身変わったなと思うところはありますか?

いやぁ、大きく変わりましたね。

以前は、たとえば「もっと目標をしっかり立てられるようにならなくちゃ」とか、「なんで社交的になれないんだろう」とか、「迷ってばかりいないでさっさと自分で決めなくちゃ」とか、今の自分ではない何者かになろうともがいていたところがあったんです。

でも今はむしろ、「もっと自分になろう」という気持ちが強い。

ぱっと反射的に動くよりも予測してから動く方が得意(戦略性)だし、一人ひとりと丁寧な関係を築く方が自分にとって快適(親密性)。自分をより良く理解できたことで、すーっと無駄な力が抜けた感覚があります。

SFコーチとなった今、知識と経験、そして自分の実体験も踏まえて人の可能性に関わっている。私の強み(個別化×親密性×成長促進×戦略性)を全開にした日々を送ることができています。

(インタビュアー:堀江)うわぁもう冒頭からさいとうコーチのマインドがバーンと全開になってる感じが素晴らしいなと。今私の前頭葉にSFがぎっしり詰まった水風船がぶつかってはじけた感じ(すみません。比喩が独特で)でガツンと来てるのですが、「もっと自分になろう」という気持ちをもう少し話をして頂いても良いですか?

そうですね。なんて言ったらいいのかな

自分らしくないものを目指すと、結局そこに無理とか気負いとか我慢なんかが出てきて、自分は苦しいままだし、そんな自分に周りも息苦しさを感じてしまうし、どんどんエネルギーは浪費されていくのに良いことがないなって気づいたんです。

反対に、自分の強みとなる資質を知って、その使い方、活かし方を工夫していくなかで、資質を上手く使えると気分が良いし、楽だし、そんな自然体な自分に周りも付き合いやすさを感じてくれることがわかってきた。

だから、どうやったら自分のトップ10資質を上手に、楽に、気持ちよく使えるかなってことを意識するようになって、それがそのまま「もっと自分になる」ことにつながっている感覚です。

もっと上手に使えそうだな、もっと気持ちよく活かせそうだなっていう工夫は今も続けていて、今よりももっと自然体でハイパフォーマンスな自分を目指しているところです。

(インタビュアー:堀江)確かに自身の上位の資質を上手に活かせるようになると楽だし自分にとっても自然な感じがしますよね。いきなりですが好きな資質はありますか?

トップ10資質は全部大好きです(笑)

でもその中で一番を上げろと言われたら・・・成長促進かな。元々人を育てるのが好きだったし得意でもあったのですが、そこに成長促進という「根拠」を持てた感覚があります。

成長促進が高いと知って、「人の可能性を探求しつづける」ことを自分の生涯のテーマに置く覚悟が決まりました。

(インタビュアー:堀江)生涯のテーマが見つかるってなかなかないと思うんですよね。それが人の可能性を探求し続けるという、人が真ん中にある感じにとらえられたのですが、成長促進と個別化がうまい具合にミックスされてるのかなぁと。でもそこに親密性って邪魔しないのですか?

成長促進と個別化にさらに親密性の強みを掛け合わせるのに、むしろ1対1で向き合うコーチングは最高だと感じています。一人ひとりを親密の輪に入れていくことで強み使いができるのだと思います。ちなみに学生時代のバレーボールサークルでもコーチの役割を任されていたのですが、チーム監督をやるよりも、一人ひとり個別に技術指導する方が圧倒的に得意でした。自分の得意なやり方って、このころから変わってないみたいです(笑)

(インタビュアー:堀江)なるほど上手に親密性を使っているんですね。そこに成長促進と個別化がミックスされると1対1がいい感じにコーチングに活かされてる素晴らしいですね。逆にこの資質は扱いにくいなぁと思う資質はありますか?

あえて言えば7番目にある慎重さかな。

慎重さがあったからこそ、独立してからも確実に結果を出して今に至るわけなのですが、いまだに見通しの立たないことに挑戦しようとすると、自分の中の慎重さが全力で引き止めようとします(笑)。

慎重さがあるからこそ気づけるリスクをどう扱うか、ここも資質使いの工夫ポイントたなと思って過ごしています。

(インタビュアー:堀江)実は、独立した。と聞いて私はびっくりしたのですが、そうなんです、慎重さって崖を飛び降りる時に、(活発性は飛んでから考える)何度も何度も考え直すというか、結局飛ばないパターンもあると思うのですが、そこはどうでしたか?

いやぁ、そこはまさに!です。

5年間悩みましたから(笑)

当時所属していたのは安定度抜群のところ。そこを飛び出すには顧客0人からのスタートです。こんなにリスクの高い選択は、慎重さのある自分だから取らないだろう、取れないだろうって自分で思っていました。

でもずっとあきらめきれずにいて、最終的に「自分の人生、SFコーチとして歩むのとそうでないのと、どっちが後悔しないのか」と自問自答して、飛び出す決断をしたんです。

散々悩んだ挙句、飛び出さずに後悔するリスクを回避したってことだと自分では思っています。

(インタビュアー:堀江)慎重さの上に戦略性がいい具合にトッピングされた感じですね。飛び出さずに後悔はしたくないって思っていてもなかなか実現できないけど、もし背中を押してほしいと思っている方がいたら、コーチングを受けてみてほしいですね。最後になりますが、応用講座の講師を担当することで、コーチとして変わったところはありますか?

講座には個人で申し込んでくる人から、職場で活かしたい人、経営者の方やマネージャーの方など、様々な方が参加します。その誰もがストレングスファインダー®︎の有用性を実感して帰っていく様子に触れることで、より自信を持って認定コーチの活動ができるようになった、というところは大きいと思います。

また、講座を担当するようになって「講座で聞いた言葉がいまだに心に残っています」と言われる回数がとても増えました。これは私の内省×成長促進にとって最高のご褒美ですし、ますます頑張ろう、伝えていこう、言葉を磨いていこうというモチベーションにもつながっています。

講座には、すでにストレングスファインダー®︎に詳しい方もいらっしゃいます。そんな中で講師を務め、実践を積み、自信とやりがいを得て日々の活動につなげていく。とても良い循環ができていると感じています。

(インタビュアー:堀江)ありがとうございます。私の語彙力不足で、この感動を上手に表現できないのですが、成長促進が齋藤コーチの人生に凄い影響を与えているんだなと伺った内容を“しみじみとワクワク”の両極にいる気持ちを行ったり来たりしながら纏めています。改めてSFって素晴らしいなと思います。もっと深堀したいなと思っている方がいたら、是非、齋藤コーチが担当している応用コースを受講してみてください。

さいとうコーチのHPです。

ぜひアクセスしてみてください!

といろの可能性に目を向けよう

こんにちは。
ストレングス・プレイスです。

今日はコーチインタビューのご紹介です。

第三弾は、9月からストレングスファインダー®︎講座 基礎1DAYコースを担当する納庄守コーチへのインタビューになります。

コーチインタビュー(インタビュアー:堀江)

(インタビュアー:堀江)  早速ですが、自己紹介をお願いします。

納庄 守(のうしょう まもる)です。

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ストレングスファインダーTOP5

  1. 最上志向

  2. 共感性

  3. 学習欲

  4. 着想

  5. 収集心

(インタビュアー:堀江)  納庄コーチは何故ストレングスファインダーコーチ(以下SFコーチ)になろうと思ったのですか?

2014年のストラボ立ち上げ(当時はストレングスセンターというプロジェクト名でした)に参加させてもらったのがきっかけでした。その頃からストラボでは「ストレングスx〇〇」みたいなコラボ企画を色々やってまして、ストラボ側の企画・運営担当として関わらせてもらってました。

ただ、その時は「SFコーチに混ざって前で喋ったり、コンテンツ作ったりはしてるが、私自身はSFコーチではないんです」みたいな妙な立ち位置で半年ほど過ごしまして。^^;

で、2015年のGallupコースのお話もらった時に「これはもう行くしかないでしょう」ということで、晴れてSFコーチになりました。

(インタビュアー:堀江)  確かに私の印象は今でもどちらかというと、“企画・運営”色が強い印象です。ところで、何故ITとコーチの二足の草鞋を履いているのでしょうか?

「SFもコーチングも、ビジネスパーソンを相手にすることが多いので、自分自身が企業人としての感覚を忘れてない方が説得力あるかなと思ったのが理由です!」というのはプロフィール欄とかに書いてる建前で・・・

SFコーチになった2015年からダブルワーク始めたのですが、ちょうど二人目の子供が生まれたタイミングでもあり、完全に独立起業する勇気がなかったから。というのが本当の理由です。(笑)

結果的には諸々いい方向に転んだのでラッキーでしたね。

(インタビュアー:堀江)  なるほど。本業と副業が良い方向に相乗効果が効いてる感じですね。
では、SFを学んで自分自身変わったなと思うことはありますか?

よく「人に教えることが自分にとっての一番の学びになる」と言いますが、正にそれですね。

良い意味で自分を実験台にできるので、強みとして活かそうとしたことでストラボに出会ったり、SFコーチになったり、ダブルワークを始められたり、今の仲間に恵まれたり、、挙げるとキリがないくらい人生において大きな変化がたくさんあったと思います。

(インタビュアー:堀江)  大きな変化!差し支えなければ、何か印象に残っている変化を教えて頂けますか?

直接的な変化は、ダブルワークになったことで時間の使い方の自由度がすごく広がったことと、良い意味で仕事を選べるようになったことが大きいですね。(それまでの会社の仕事では、選択権は個人にはほぼ無かったので、え?選んでもいいの?断ってもいいの?というのがすごく新鮮でしたね)

やらされ感を感じることが減りましたし、「自分の人生のハンドルを自分で握ってる感」が増したように思います。

(インタビュアー:堀江)  サラリーマンだと、仕事を選べる!というのはほぼ無いですよね。選んでも断っても良い。は確かに新鮮ですね。いきなりですが好きな資質はありますか?

どれも大切ですが、特に軸になってるなと常々思うのは、「共感性」x「着想」ですね。

(インタビュアー:堀江)  共感性と着想ですか。私もTOP10にあるので興味深いです。もう少し詳しく話していただいてもよいでしょうか?

どちらも日常的に勝手に出てくる。という意味では他の資質と同じなのですが、より自分の強みや個性を形作っているという意味でこの2つは特別ですね。

セッションや仕事、プライベートでも、何か人と関わっている際に、相手の気持ちを想像したり、そこから何かアイディアを浮かべてみたり、基本的に“直感”や“イメージ”といった感覚的なものがまず浮かんでくることが多いです。

それを何か構造として整理したり、メタファーとして伝えたり、質問やフィードバックや提案みたいな形でアウトプットしたり。という流れになるのですが、そもそものイメージが自分の中に浮かんでくる源泉ってたぶん「共感性x着想」なんじゃないかなと思いますし、感情とか自由とか、自分にとって大切で価値のある要素に直結してるのも理由の一つですね。

(インタビュアー:堀江)  逆にこの資質は扱いにくいなぁ、と思う資質はありますか?

扱いにくいとはちょっと違うのですが、「しかたないよね」という諦めという意味では「最上志向」でしょうか。^^;

(インタビュアー:堀江)  1位ですよね。最上志向、、最上志向の操縦は、仕方ないよね と呟きながらということでしょうかね(笑)ところで、SF×家庭・子育てでのママ目線の話を聞くことは多いですが、パパ目線からのSFを伺ってみたいと思い質問します。家庭や子育てでSFがどのように影響していると思いますか?

パパ目線、、うーん、どんな影響出てるんだろう?でも間違いなく関係性の数だけ影響はしてると思いますし、特に家庭や子育てという意味でいくと、夫婦間の関係性が子育て環境という意味で一番子供たちに影響与えてると思います。

子供たち自身はまだですが、私と妻は資質分かってるので、お互いの言動が原因で不毛な対立をすることは、ほぼ無くなりましたね。

そういう意味では、パパ目線で家族を見た時に「え〜、、それチョットどうなんよ。」と思うことがあったとしても、「あー、、たぶんなんかの才能の副作用なんだろうなぁ、、なんだろう?」とか「まぁ、自分の〇〇フィルター的には気になるよね。。」へ変換しやすいというのはあるかも。

(インタビュアー:堀江)  なるほど。ご夫婦で資質が分かっているのはお互いを理解できるツールとして良いものですよね。「なんでこの人仕事ばかりしてるんだろう」あー、達成欲1位か?みたいな。最後に、基礎講座の講師をやるようになって自分自身変わったことはありますか?

ストレングスプレイスでの基礎講座担当させてもらうのは、9月コースからなので、これからよろしくお願いします!

なのですが、主にこの9年間はストラボで企業向けの講座やワークショップを担当してきてました。ストレングスプレイスはオープン講座なので、色々な方々がご参加されると思います。その分、みなさんの興味関心やお悩みも多種多様で幅広いと思ってますので、そこは今からとても楽しみな部分ですね。(私のTOP5資質全部がワクワクします)

(インタビュアー:堀江)  失礼しました。既に担当しているような気分での質問でした(笑) 

前回の眞橋コーチとはまた違った基礎コースになりそうですね。インタビューを受けて頂いてありがとうございます。

☆☆☆☆☆☆

いかがでしたでしょうか。 

今流行りのダブルワークについて、あの当時はまだそんなに認知されていなかったと思うのですが先見の明があったということですね。

さすが神!!

そして、SFを仕事でも家庭でも使いこなしている感じが流石という感じです。ぜひ、納庄コーチの講座を受講してみてください。

コーチ陣に色々質問をしたくって(ただの知りたがり)やってみたいと提案した企画、第三弾です。

今後も色々なコーチにインタビューしていきますね。

こんなことを聞いてほしい、知りたいなぁと思うことがあれば、ぜひご感想をお寄せください。

こんにちは。
ストレングス・プレイスです。

今日はコーチインタビューのご紹介です。

第二弾は、ストレングスファインダー®︎講座 基礎1DAYコースを担当する眞橋今日子コーチへのインタビューになります。

コーチインタビュー(インタビュアー:堀江)

(インタビュアー:堀江)  早速ですが、自己紹介をお願いします。

(眞橋コーチ)  眞橋 今日子(まばし きょうこ)です。

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ストレングスファインダーTOP5

  1. 最上志向

  2. 内省

  3. 調和性

  4. 収集心

  5. 達成欲

(インタビュアー:堀江)  眞橋コーチは何故ストレングスファインダーコーチ(以下SFコーチ)になろうと思ったのですか?

「こう言った方が嫌われないかな」「こうした方が喜ばれるかな」と、人の顔色を伺い、他者の評価を気にしながらペルソナを被って生きていました。

そもそもペルソナを被っていることに気づかないまま、ただ息苦しさからモヤモヤを感じて私の自分探しの旅が始まり、最初はコーチング。そこから関心が広がりCDA(現≒キャリアコンサルタント)、これらの学びと資格取得の過程で大きな壁にぶち当たりました。それは「自信」という名の壁。自分のコンプレックスや不甲斐なさと向き合う辛い時間で、その時初めて「自己肯定感」という言葉とその意味を知ったように思います。

実は私、CDA 2次試験(対面実技)で5回の不合格判定を受け、対人関係を構築できないダメ人間だと落ち込み、受験有効期限のラストチャンスでは、もう怖くて受験の申し込みすらできませんでした。何よりも悔しかったのは、合格できなかったことよりも、少なくとも持っていた力をまったく出せなかった歯痒さ。自分を立ち直させるため、いろいろなことを試みてもうまくいかず、藁にもすがる思いでたどり着いたアンガーマネジメントで光を見出すことができました(キャリアコンサルタントは敗者復活のチャンスに一発合格)。

さらに人それぞれの言動の違いや価値観の違いを根本から知る、何よりも自分自身が何者かを知るためにSFコーチに辿り着きました。

(インタビュアー:堀江)  なんと!そんな物語があったとは。そして6回目の勇気に脱帽です。紆余曲折の末にたどり着いたSFコーチ。SFを学んで自分自身変わったなと思うことはありますか?

はい、これはもう間違いなく、自分に自信が持てるようになりました。

まずはSFで自分の主要素(資質)が明らかになりました。その一つひとつの理解を深めていく過程で、人それぞれの違いを知っていき、うまくいってもうまくいかなくても「これがワタシ」と自己受容ができるようになり、自信に繋がっていったと思います。

自他の違いを認めることで、人そのものへのリスペクトができるようになり、チームやプロジェクトでの協業にも活かされているように感じています。

(インタビュアー:堀江)  なるほど!素晴らしい自己変革を遂げたんですね。「これがワタシ」という言葉がとても刺さったのですが、もう少し詳しく話していただいても良いでしょうか。

わぁ、嬉しい♪

「これがワタシ」をひとことで言うなら、自己信頼できている人。どんなに大変なことがあっても、自分を信頼し希望を持って生きていける本物の強さを身につけている状態。世界の中心で愛を叫ぶという映画がありましたよね。世界の中心でワタシを叫ぶことができる人が増えたらいいなぁと強く思うのです。

(インタビュアー:堀江)  自分を信頼し希望を持つ。なかなか出来ないことですよね。“禍を転じて福と為す“を地で言った感じですね。素晴らしいです!!SFの話に戻りますが、この資質がTOP5にあってよかった!または好きな資質はありますか?

TOP5は全て大好きです!どれも私らしさを表してくれている資質だと思います。あってよかった、となりますと、TOP5はもちろんどれもOKなのですが、あえて6番目の慎重さにスポットを当てたいと思います。

最初にテストを受けた時には4番目でした。常に先々起こりうることを想定してアレコレ考えたり準備をしたりした上で物事を成し遂げるのは、私にとってほんとうに自然で当たり前のことで、この慎重さにより周りに貢献できるのであれば嬉しくて小躍りします笑。

(インタビュアー:堀江)  嬉しくて小躍り。眞橋コーチが踊っているところを想像しちゃいました。逆にこの資質は扱いにくいなぁと思う資質はありますか?

敢えてあげると収集心かな。

扱いにくいなぁ、というか、個人的には歯止めが効きにくい笑。最上志向、内省、調和性、達成欲は、行き過ぎた時に気づきさえすれば「ここまで」と言い聞かせて、なんとか区切ることができるのですが、収集心だけは難しい。アレもこれもと、蜘蛛の巣みたいにドンドン広げて集めていきたい欲求が強くて、個人的には収集心ではなく収集欲と呼んでいます笑。

いつでも役立てる情報を たくさん持っていることが自信に繋がり行動を引き起こすので、やはり私にとってなくてはならない資質です。

(インタビュアー:堀江)  収集心のあるあるわかります(笑)心というより欲。情報収集は確かに止められない欲求ですね。ところで冒頭に他の資格についても語っていますがSFの資質とどのような相乗効果があると思いますか?

アンガーマネジメントやキャリアコンサルティングは特に相乗効果を生み出しやすいと思います。

アンガーマネジメントは、怒りの感情と上手に付き合い、違いを受け入れ、人間関係を良くする心理トレーニングです。違いを受け入れるには、違いが明確になる必要があり、TOP5が同じ順位となる確率が3300万分の1で、固有の違いを明確に提示してくれるSFの活用は圧倒的に早道です。また34個の資質それぞれに幸せや感情のツボでもある根源的な欲求があり、欲求が満たされないことが怒りの要因ともなりますので、アンガーマネジメント×SFはとても効果的です。

またキャリアコンサルティングは、個人の能力、関心、価値観に基づいて、職業的な成長や生涯のキャリアパスを支援するプロセスです。SFの資質は、キャリア実現の成功者から導き出した思考、感情、行動の傾向性を客観的に示しています。ゆえにSFの資質そのものが、仕事や働き方の将来像(キャリアビジョン)の実現を目指すキャリアプランの作成に非常に有効であり、キャリアコンサルティング×SFの相乗効果は疑いようもありません。

(インタビュアー:堀江)  私もSFとアンガーマネジメントとはとても相性が良いと思っています。藁にも縋る思いでアンガーマネジメントも取得されたとおっしゃってますが、何か引っかかるものがあったのでしょうか。

そうですね。その頃は膝を抱えてうずくまっている状態で(試験後に辿り着いた駅のベンチに座り込んで動けなかったくらい)、もう本当にどうしたら立ち上がることができるのかわからず、目の前が真っ暗で精神的にとてつもなく辛かった。助けてくれる人も頼れる人もいない(と思い込み)、だからやっぱり私はダメなのだって思ったり人を恨んだり。

結果を出せないまま、人との関わりを虚しく思いつつも人との繋がりを求めていた時、いつも明るくて元気な発信をしている方のSNS投稿からアンガーマネジメントを知りました。初めて聞くその言葉を調べてみたら、怒りの感情と上手く付き合う技術とあり、正直なんだかよくわかりませんでした。ただ、出来る限りのことを考えてやってみたのに変わらなかったけれど、もしかしたらこれで何かが変わるかもしれない、そんな思いで未知の領域に飛び込んでみたのです。

(インタビュアー:堀江)  私の共感性がそのころの眞橋コーチの気持ちを感じとって“うるっ”としてます。でも、これがあったから今の眞橋コーチがいるんですね。そして、基礎講座の講師デビュー!!講師をやるようになって自分自身変わったことはありますか?

良い意味で、肩の力が抜けたように感じています。

基礎講座を担当させていただいた当初は、「お役に立つものをたくさん持ち帰って欲しい」「正しく資質を理解して欲しい」、と、今ここでお話ししていて思ったのですが、こうして欲しいが多いな、って笑。そこへ「しっかり継承しなければ」もくっつき、受講者の皆さまのため、と言いつつも私自身の思いが強く出ていたように思います。

「どうやったって森川さんにはなれないし、比べて評価する人がいてもそれはそれ」と思えるようになって以降は、これまでの継承だけでなく新たな試みを加えるなど、自分らしさが出せるようになってきていると感じています。

それはSF基礎講座内に留まらず、それこそ自分自身のキャリアの積み上げとなって自信を育み、自己肯定の力が挑戦を生み出していくなど、私の生活全般を豊かにしてくれているように思います。

(インタビュアー:堀江)  今までも色々な講座を担当されてきたと思いますが、長年やっていた森川さんの講座を継承するというのは、プレッシャーだったと思います。でも、ここで “「これがワタシ」と自己受容” なんですね。眞橋コーチの生活全般が豊かになったということは講師をお願いした側も嬉しいですよね。

最後になりますが一言お願いします。

第2回目のコーチインタビューの機会をいただき光栄です!あれほど自信も自己肯定もマイナス状態だった昔の私に今の私を見せてあげたい。

SFの結果レポートを手にしただけでは、多くは何も変わりません。一歩先へ踏み出して、まだ見ていない景色を一緒に見に行きませんか。いつでもお待ちしております。

(インタビュアー:堀江)  インタビューを受けて頂きありがとうございました。SFを受けてみたけどそのままになってる方や、もうちょっとこの資質を知りたい!!と思っている皆様、ぜひ基礎講座から受講してみてください。

そして、眞橋コーチの物語の続きを聞いてみてください。

☆☆☆☆☆☆

いかがでしたか? 

コーチ陣に色々質問をしたくって(ただの知りたがり)やってみたいと提案した企画、第二弾です。

今後も色々なコーチにインタビューしていきますね。

こんなことを聞いてほしい、知りたいなぁと思うことがあれば、ぜひご感想をお寄せください。

こんにちは。
ストレングス・プレイスです。

今日はコーチインタビューのご紹介です。

第一弾は、コーチングプレイス代表の塙英明コーチへのインタビューになります。

コーチインタビュー(インタビュアー:堀江)

(インタビュアー:堀江)  早速ですが、自己紹介をお願いします。

塙 英明(はなわ ひであき)です。

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ストレングスファインダーTOP5

  1. 達成欲

  2. 最上志向

  3. 着想

  4. 学習欲

  5. 競争性

(インタビュアー:堀江) 何故ストレングスファインダーコーチ(以下SFコーチ)になろうと思ったのですか?

実は、2013年にオマハでトレーニングを受けた時には、SFコーチというものは無かったんです。トレーニングは受けられましたけど、その後、どうなるかなどは、決まっていませんでしたが、私の場合は、単純に学習欲でSFをもっと知りたい。という理由ですかね。

(インタビュアー:堀江)  なるほど。本場アメリカまで行って、SFを学ぼうと思ったのは何故でしょう?

当時、SFを学ぼうと思ってもあまり情報がなく、本場で学べるなんて嬉しい!行きたい!と私の最上志向が喜びました。また、競争性もあるので、まだ誰も受けたことがない、最初に受けた1人になるんだ、というのもモチベーションになりました。

勢いで参加しましたが、参加メンバーは、森川コーチ、近藤真樹コーチをはじめ、コーチとして第一線で活躍してる方が多く、私は、コーチ経験もあまりなく、SFもあまりわかってない状態だったので、毎日おどおどしながら受講してました。

「資質は、強みにも弱みにもなる、周りの人のために資質を活かしていくことが大切」

今なら当たり前のことですが、そのときは、資質が弱みにもなってるなんて、想像もしていませんでした。さらに、周りの人のために活かすというのも、まったく頭に無かったため、新たな発見でした。

自分の資質を自分の強みとして活かすのではなく、人のために活かす???

「資質を人のために活かす」

この宿題を持って帰れたことが、本当に良かったです。

(インタビュアー:堀江)  「資質を人のために活かす」とても興味深い言葉ですが、帰国後どんな風に変わりましたか?

最初はピンと来てませんでした。

資質を人のために活かす???
特に、競争性を人のために活かすってどういうこと???

それまでは、日本一、世界一になること、自分のために活かすことしか考えてませんでした。

オマハから帰って来た後、ギャラップのコーチから1on1を受ける機会があり「どうしたら競争性を人のために活かせるのでしょうか?」としつこく質問しました。

その時の答えが「チームのために競争性を活かす」「自分ひとりが勝つのではなく、チームが勝つために」「会社が勝つために」を考えると良いということでした。

それでもまだわかりませんでしたが、ちょっとだけ意識するようになりました。

チームが勝つためには、みんなが成長できるようにサポートする、仕事がしやすい環境を作る、みんなが活躍できるように後押しする、その結果、チームとして成長できる。

結果として勝つために、プロセスで人のために活かすということなのかなと考えるようになりました。

他にも、学習欲で学んだことを他の人の役に立てるように、発信していくことを意識するなども積極的にできるようになっていきました。

(インタビュアー:堀江)  なるほど。より深くSFを学んだことによって個人でつい使ってしまいがちな競争性を上手に使えるようになったのは素晴らしいことですね。その他SFを学んでよかったと思った出来事等あれば教えてください。

子育ての時に、息子の強みに目を向けることができたのがよかったと思います。

SFを知る前は、息子に対して、「なんでできないの!何で頑張らないの!」って思うことが多々ありました。私は競争性が高いので、息子の運動会では、「なんでもっと一所懸命やらないの!もっと練習しないとダメ!」って思ってました。

自分の当たり前を押し付けていたのですね。

SFを知って、そのことに気づいてから、私とは違う強みがあって、息子の強みに目を向けようと思うようになり、お互いに楽になったと思います。

大学生になった今でも一緒にご飯を食べに行ったり、息子が好きな神社巡りをしたり、良い関係でいられるのは、SFを学んで良かったと思います。

また、一緒に仕事してもらってるメンバーが人間関係構築力の資質が高い方が多く、資質の違いから助けてもらっていることを自覚できるようになったのも学んで良かったことです。

(インタビュアー:堀江)  なるほど。子育て中はいっぱいいっぱいになっちゃうから、是非子育て中のパパママにも知ってほしいですよね。では逆に資質が暴走して失敗したことがあれば教えてください。

ストレングスコーチになって10年以上経ちますが、未だに時々資質が暴走します。

例えば、このメルマガ、ストレングス・ラボさんから引き継がせてもらって、4月最初には、第一弾を出したいと思って、事務局の堀江さんに全体の構成や内容など考えてもらいました。

冒頭のあいさつ文は「やっと桜が咲き始めましたね。」からスタートしてましたが、私がずるずる先延ばししたため、桜はもう散ってしまいました。

書きたいと思いつつ、今までのメルマガのように役に立つ内容を書かないと・・・資質について学びになるように書かないと・・・

最上志向が、まだまだ、もっともっと、と暴走してました。

何度もリマインドをもらって、やっと書くことができましたが、書き始めたら2時間かからないのに、この1ヶ月は何だったのか?勿体ない!

(インタビュアー:堀江)  最上志向の暴走(笑) 私も上位にあるので気持ちはとてもわかるしまだまだもっとは最上志向の常套句ですね。そういえば、独立したのはSFを学んだ後だと記憶していますが、SFが影響していると思いますか? 影響しているとしたらどんなことでしょうか?

20歳くらいの時から、いつか独立したい、絶対独立すると決めていました。

今思えば、まったく根拠がなく、TOP10の自己確信がその時からあったのだと思います。

IT関係の会社に就職しましたが、IT関係を選んだ理由が「ずっと成長できる仕事がしたい」というもので、最上志向、学習欲が影響していたと思います。 (達成欲は、エンジニアとして激務の中で鍛えられたと思います)

実際に独立したのは、40歳の時で、「毎日本を読んで暮らしたい」という学習欲の影響が一番大きかったのと、自己確信が後押ししたと思います。(今思えば、この時慎重さや責任感が高い人にも相談すればよかった…)

(インタビュアー:堀江)  「毎日本を読んで暮らしたい」を聞いた時、理由はそれか!と思いましたが、学習欲の影響って大きいのですね。では、「SFを学ぶこと」 について、どんな人に薦めたいですか?

オマハでトレーニングを受けた時に「世界中の人にSFを知ってもらえたらいいな」と思いました。

今、思うのは、特に人と比べてしまって苦しんでいる人、苦しませている人に知ってほしいなと思います。

私自身が、前述の最上志向や競争性が強いため、どうしても人と比べてしまう人生でした。エンジニア時代も負けたくないから頑張るという競争性がモチベーションになることもあれば、比較して落ち込むことも多々ありました。

SFを知ることで、みんな得意なことが違う、比較して落ち込む必要はない、また、自分ができることが他の人ができるわけではない、例えば、私は達成欲が高いために寝ずに仕事ができるけど、周りの人が同じではないということがわかりました。

周りのためにもSFを学ぶことはいいなと思っています。

(インタビュアー:堀江)  そうですね。競争性、私はTOP2なので、その気持ちすごくよくわかりますし、生きていくのが楽になりましたね。ところで、TOP5の中で一番好きな資質な何ですか?

9番目の資質ですが「内省」が一番好きです。(あ、TOP5じゃないけど)

歩いている時も、電車に乗っている時も、運転している時も、1人の時にいつでもどこでも活かせる資質です。人生で一番使っているのが内省の資質ではないかと思います。

ミーティングなどで、すぐに答えは出せませんが、その後じっくり熟考することで、答えが見えてくると思います。

考え事をしながらお風呂に入ると、シャンプーしたのか、リンスしたのか、洗顔したのかわからなくなって、2回シャンプーすることも多々あり(2回目の方が泡立ちが良いので気づく)、うっかりするところも好きです。

コーチングスクールを運営していますが、運営のことや講座のことなど、1日考えているのが楽しいと思えるので、仕事でも役に立っていると思います。

(インタビュアー:堀江)  内省族にしか理解できないあるあるですね。 最後になりますが一言お願いします。

今後もメルマガで、SFコーチの活動などお届けしていきたいと思いますので、どうぞよろしくお願い致します。

(インタビュアー)  インタビューありがとうございました。

☆☆☆☆☆☆

いかがでしたか? 

実は、コーチ陣に色々質問をしたくって(ただの知りたがり)やってみたいと提案した企画です。

今後も色々なコーチにインタビューしていきますね。

こんなことを聞いてほしい、知りたいなぁと思うことがあれば、ぜひご感想をお寄せください。