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こんにちは。
ストレングス・プレイスです。

今日はコーチインタビューのご紹介です。

第二弾は、ストレングスファインダー®︎講座 基礎1DAYコースを担当する眞橋今日子コーチへのインタビューになります。

コーチインタビュー(インタビュアー:堀江)

(インタビュアー:堀江)  早速ですが、自己紹介をお願いします。

(眞橋コーチ)  眞橋 今日子(まばし きょうこ)です。

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ストレングスファインダーTOP5

  1. 最上志向

  2. 内省

  3. 調和性

  4. 収集心

  5. 達成欲

(インタビュアー:堀江)  眞橋コーチは何故ストレングスファインダーコーチ(以下SFコーチ)になろうと思ったのですか?

「こう言った方が嫌われないかな」「こうした方が喜ばれるかな」と、人の顔色を伺い、他者の評価を気にしながらペルソナを被って生きていました。

そもそもペルソナを被っていることに気づかないまま、ただ息苦しさからモヤモヤを感じて私の自分探しの旅が始まり、最初はコーチング。そこから関心が広がりCDA(現≒キャリアコンサルタント)、これらの学びと資格取得の過程で大きな壁にぶち当たりました。それは「自信」という名の壁。自分のコンプレックスや不甲斐なさと向き合う辛い時間で、その時初めて「自己肯定感」という言葉とその意味を知ったように思います。

実は私、CDA 2次試験(対面実技)で5回の不合格判定を受け、対人関係を構築できないダメ人間だと落ち込み、受験有効期限のラストチャンスでは、もう怖くて受験の申し込みすらできませんでした。何よりも悔しかったのは、合格できなかったことよりも、少なくとも持っていた力をまったく出せなかった歯痒さ。自分を立ち直させるため、いろいろなことを試みてもうまくいかず、藁にもすがる思いでたどり着いたアンガーマネジメントで光を見出すことができました(キャリアコンサルタントは敗者復活のチャンスに一発合格)。

さらに人それぞれの言動の違いや価値観の違いを根本から知る、何よりも自分自身が何者かを知るためにSFコーチに辿り着きました。

(インタビュアー:堀江)  なんと!そんな物語があったとは。そして6回目の勇気に脱帽です。紆余曲折の末にたどり着いたSFコーチ。SFを学んで自分自身変わったなと思うことはありますか?

はい、これはもう間違いなく、自分に自信が持てるようになりました。

まずはSFで自分の主要素(資質)が明らかになりました。その一つひとつの理解を深めていく過程で、人それぞれの違いを知っていき、うまくいってもうまくいかなくても「これがワタシ」と自己受容ができるようになり、自信に繋がっていったと思います。

自他の違いを認めることで、人そのものへのリスペクトができるようになり、チームやプロジェクトでの協業にも活かされているように感じています。

(インタビュアー:堀江)  なるほど!素晴らしい自己変革を遂げたんですね。「これがワタシ」という言葉がとても刺さったのですが、もう少し詳しく話していただいても良いでしょうか。

わぁ、嬉しい♪

「これがワタシ」をひとことで言うなら、自己信頼できている人。どんなに大変なことがあっても、自分を信頼し希望を持って生きていける本物の強さを身につけている状態。世界の中心で愛を叫ぶという映画がありましたよね。世界の中心でワタシを叫ぶことができる人が増えたらいいなぁと強く思うのです。

(インタビュアー:堀江)  自分を信頼し希望を持つ。なかなか出来ないことですよね。“禍を転じて福と為す“を地で言った感じですね。素晴らしいです!!SFの話に戻りますが、この資質がTOP5にあってよかった!または好きな資質はありますか?

TOP5は全て大好きです!どれも私らしさを表してくれている資質だと思います。あってよかった、となりますと、TOP5はもちろんどれもOKなのですが、あえて6番目の慎重さにスポットを当てたいと思います。

最初にテストを受けた時には4番目でした。常に先々起こりうることを想定してアレコレ考えたり準備をしたりした上で物事を成し遂げるのは、私にとってほんとうに自然で当たり前のことで、この慎重さにより周りに貢献できるのであれば嬉しくて小躍りします笑。

(インタビュアー:堀江)  嬉しくて小躍り。眞橋コーチが踊っているところを想像しちゃいました。逆にこの資質は扱いにくいなぁと思う資質はありますか?

敢えてあげると収集心かな。

扱いにくいなぁ、というか、個人的には歯止めが効きにくい笑。最上志向、内省、調和性、達成欲は、行き過ぎた時に気づきさえすれば「ここまで」と言い聞かせて、なんとか区切ることができるのですが、収集心だけは難しい。アレもこれもと、蜘蛛の巣みたいにドンドン広げて集めていきたい欲求が強くて、個人的には収集心ではなく収集欲と呼んでいます笑。

いつでも役立てる情報を たくさん持っていることが自信に繋がり行動を引き起こすので、やはり私にとってなくてはならない資質です。

(インタビュアー:堀江)  収集心のあるあるわかります(笑)心というより欲。情報収集は確かに止められない欲求ですね。ところで冒頭に他の資格についても語っていますがSFの資質とどのような相乗効果があると思いますか?

アンガーマネジメントやキャリアコンサルティングは特に相乗効果を生み出しやすいと思います。

アンガーマネジメントは、怒りの感情と上手に付き合い、違いを受け入れ、人間関係を良くする心理トレーニングです。違いを受け入れるには、違いが明確になる必要があり、TOP5が同じ順位となる確率が3300万分の1で、固有の違いを明確に提示してくれるSFの活用は圧倒的に早道です。また34個の資質それぞれに幸せや感情のツボでもある根源的な欲求があり、欲求が満たされないことが怒りの要因ともなりますので、アンガーマネジメント×SFはとても効果的です。

またキャリアコンサルティングは、個人の能力、関心、価値観に基づいて、職業的な成長や生涯のキャリアパスを支援するプロセスです。SFの資質は、キャリア実現の成功者から導き出した思考、感情、行動の傾向性を客観的に示しています。ゆえにSFの資質そのものが、仕事や働き方の将来像(キャリアビジョン)の実現を目指すキャリアプランの作成に非常に有効であり、キャリアコンサルティング×SFの相乗効果は疑いようもありません。

(インタビュアー:堀江)  私もSFとアンガーマネジメントとはとても相性が良いと思っています。藁にも縋る思いでアンガーマネジメントも取得されたとおっしゃってますが、何か引っかかるものがあったのでしょうか。

そうですね。その頃は膝を抱えてうずくまっている状態で(試験後に辿り着いた駅のベンチに座り込んで動けなかったくらい)、もう本当にどうしたら立ち上がることができるのかわからず、目の前が真っ暗で精神的にとてつもなく辛かった。助けてくれる人も頼れる人もいない(と思い込み)、だからやっぱり私はダメなのだって思ったり人を恨んだり。

結果を出せないまま、人との関わりを虚しく思いつつも人との繋がりを求めていた時、いつも明るくて元気な発信をしている方のSNS投稿からアンガーマネジメントを知りました。初めて聞くその言葉を調べてみたら、怒りの感情と上手く付き合う技術とあり、正直なんだかよくわかりませんでした。ただ、出来る限りのことを考えてやってみたのに変わらなかったけれど、もしかしたらこれで何かが変わるかもしれない、そんな思いで未知の領域に飛び込んでみたのです。

(インタビュアー:堀江)  私の共感性がそのころの眞橋コーチの気持ちを感じとって“うるっ”としてます。でも、これがあったから今の眞橋コーチがいるんですね。そして、基礎講座の講師デビュー!!講師をやるようになって自分自身変わったことはありますか?

良い意味で、肩の力が抜けたように感じています。

基礎講座を担当させていただいた当初は、「お役に立つものをたくさん持ち帰って欲しい」「正しく資質を理解して欲しい」、と、今ここでお話ししていて思ったのですが、こうして欲しいが多いな、って笑。そこへ「しっかり継承しなければ」もくっつき、受講者の皆さまのため、と言いつつも私自身の思いが強く出ていたように思います。

「どうやったって森川さんにはなれないし、比べて評価する人がいてもそれはそれ」と思えるようになって以降は、これまでの継承だけでなく新たな試みを加えるなど、自分らしさが出せるようになってきていると感じています。

それはSF基礎講座内に留まらず、それこそ自分自身のキャリアの積み上げとなって自信を育み、自己肯定の力が挑戦を生み出していくなど、私の生活全般を豊かにしてくれているように思います。

(インタビュアー:堀江)  今までも色々な講座を担当されてきたと思いますが、長年やっていた森川さんの講座を継承するというのは、プレッシャーだったと思います。でも、ここで “「これがワタシ」と自己受容” なんですね。眞橋コーチの生活全般が豊かになったということは講師をお願いした側も嬉しいですよね。

最後になりますが一言お願いします。

第2回目のコーチインタビューの機会をいただき光栄です!あれほど自信も自己肯定もマイナス状態だった昔の私に今の私を見せてあげたい。

SFの結果レポートを手にしただけでは、多くは何も変わりません。一歩先へ踏み出して、まだ見ていない景色を一緒に見に行きませんか。いつでもお待ちしております。

(インタビュアー:堀江)  インタビューを受けて頂きありがとうございました。SFを受けてみたけどそのままになってる方や、もうちょっとこの資質を知りたい!!と思っている皆様、ぜひ基礎講座から受講してみてください。

そして、眞橋コーチの物語の続きを聞いてみてください。

☆☆☆☆☆☆

いかがでしたか? 

コーチ陣に色々質問をしたくって(ただの知りたがり)やってみたいと提案した企画、第二弾です。

今後も色々なコーチにインタビューしていきますね。

こんなことを聞いてほしい、知りたいなぁと思うことがあれば、ぜひご感想をお寄せください。

こんにちは。
ストレングス・プレイスです。

今日はコーチインタビューのご紹介です。

第一弾は、コーチングプレイス代表の塙英明コーチへのインタビューになります。

コーチインタビュー(インタビュアー:堀江)

(インタビュアー:堀江)  早速ですが、自己紹介をお願いします。

塙 英明(はなわ ひであき)です。

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ストレングスファインダーTOP5

  1. 達成欲

  2. 最上志向

  3. 着想

  4. 学習欲

  5. 競争性

(インタビュアー:堀江) 何故ストレングスファインダーコーチ(以下SFコーチ)になろうと思ったのですか?

実は、2013年にオマハでトレーニングを受けた時には、SFコーチというものは無かったんです。トレーニングは受けられましたけど、その後、どうなるかなどは、決まっていませんでしたが、私の場合は、単純に学習欲でSFをもっと知りたい。という理由ですかね。

(インタビュアー:堀江)  なるほど。本場アメリカまで行って、SFを学ぼうと思ったのは何故でしょう?

当時、SFを学ぼうと思ってもあまり情報がなく、本場で学べるなんて嬉しい!行きたい!と私の最上志向が喜びました。また、競争性もあるので、まだ誰も受けたことがない、最初に受けた1人になるんだ、というのもモチベーションになりました。

勢いで参加しましたが、参加メンバーは、森川コーチ、近藤真樹コーチをはじめ、コーチとして第一線で活躍してる方が多く、私は、コーチ経験もあまりなく、SFもあまりわかってない状態だったので、毎日おどおどしながら受講してました。

「資質は、強みにも弱みにもなる、周りの人のために資質を活かしていくことが大切」

今なら当たり前のことですが、そのときは、資質が弱みにもなってるなんて、想像もしていませんでした。さらに、周りの人のために活かすというのも、まったく頭に無かったため、新たな発見でした。

自分の資質を自分の強みとして活かすのではなく、人のために活かす???

「資質を人のために活かす」

この宿題を持って帰れたことが、本当に良かったです。

(インタビュアー:堀江)  「資質を人のために活かす」とても興味深い言葉ですが、帰国後どんな風に変わりましたか?

最初はピンと来てませんでした。

資質を人のために活かす???
特に、競争性を人のために活かすってどういうこと???

それまでは、日本一、世界一になること、自分のために活かすことしか考えてませんでした。

オマハから帰って来た後、ギャラップのコーチから1on1を受ける機会があり「どうしたら競争性を人のために活かせるのでしょうか?」としつこく質問しました。

その時の答えが「チームのために競争性を活かす」「自分ひとりが勝つのではなく、チームが勝つために」「会社が勝つために」を考えると良いということでした。

それでもまだわかりませんでしたが、ちょっとだけ意識するようになりました。

チームが勝つためには、みんなが成長できるようにサポートする、仕事がしやすい環境を作る、みんなが活躍できるように後押しする、その結果、チームとして成長できる。

結果として勝つために、プロセスで人のために活かすということなのかなと考えるようになりました。

他にも、学習欲で学んだことを他の人の役に立てるように、発信していくことを意識するなども積極的にできるようになっていきました。

(インタビュアー:堀江)  なるほど。より深くSFを学んだことによって個人でつい使ってしまいがちな競争性を上手に使えるようになったのは素晴らしいことですね。その他SFを学んでよかったと思った出来事等あれば教えてください。

子育ての時に、息子の強みに目を向けることができたのがよかったと思います。

SFを知る前は、息子に対して、「なんでできないの!何で頑張らないの!」って思うことが多々ありました。私は競争性が高いので、息子の運動会では、「なんでもっと一所懸命やらないの!もっと練習しないとダメ!」って思ってました。

自分の当たり前を押し付けていたのですね。

SFを知って、そのことに気づいてから、私とは違う強みがあって、息子の強みに目を向けようと思うようになり、お互いに楽になったと思います。

大学生になった今でも一緒にご飯を食べに行ったり、息子が好きな神社巡りをしたり、良い関係でいられるのは、SFを学んで良かったと思います。

また、一緒に仕事してもらってるメンバーが人間関係構築力の資質が高い方が多く、資質の違いから助けてもらっていることを自覚できるようになったのも学んで良かったことです。

(インタビュアー:堀江)  なるほど。子育て中はいっぱいいっぱいになっちゃうから、是非子育て中のパパママにも知ってほしいですよね。では逆に資質が暴走して失敗したことがあれば教えてください。

ストレングスコーチになって10年以上経ちますが、未だに時々資質が暴走します。

例えば、このメルマガ、ストレングス・ラボさんから引き継がせてもらって、4月最初には、第一弾を出したいと思って、事務局の堀江さんに全体の構成や内容など考えてもらいました。

冒頭のあいさつ文は「やっと桜が咲き始めましたね。」からスタートしてましたが、私がずるずる先延ばししたため、桜はもう散ってしまいました。

書きたいと思いつつ、今までのメルマガのように役に立つ内容を書かないと・・・資質について学びになるように書かないと・・・

最上志向が、まだまだ、もっともっと、と暴走してました。

何度もリマインドをもらって、やっと書くことができましたが、書き始めたら2時間かからないのに、この1ヶ月は何だったのか?勿体ない!

(インタビュアー:堀江)  最上志向の暴走(笑) 私も上位にあるので気持ちはとてもわかるしまだまだもっとは最上志向の常套句ですね。そういえば、独立したのはSFを学んだ後だと記憶していますが、SFが影響していると思いますか? 影響しているとしたらどんなことでしょうか?

20歳くらいの時から、いつか独立したい、絶対独立すると決めていました。

今思えば、まったく根拠がなく、TOP10の自己確信がその時からあったのだと思います。

IT関係の会社に就職しましたが、IT関係を選んだ理由が「ずっと成長できる仕事がしたい」というもので、最上志向、学習欲が影響していたと思います。 (達成欲は、エンジニアとして激務の中で鍛えられたと思います)

実際に独立したのは、40歳の時で、「毎日本を読んで暮らしたい」という学習欲の影響が一番大きかったのと、自己確信が後押ししたと思います。(今思えば、この時慎重さや責任感が高い人にも相談すればよかった…)

(インタビュアー:堀江)  「毎日本を読んで暮らしたい」を聞いた時、理由はそれか!と思いましたが、学習欲の影響って大きいのですね。では、「SFを学ぶこと」 について、どんな人に薦めたいですか?

オマハでトレーニングを受けた時に「世界中の人にSFを知ってもらえたらいいな」と思いました。

今、思うのは、特に人と比べてしまって苦しんでいる人、苦しませている人に知ってほしいなと思います。

私自身が、前述の最上志向や競争性が強いため、どうしても人と比べてしまう人生でした。エンジニア時代も負けたくないから頑張るという競争性がモチベーションになることもあれば、比較して落ち込むことも多々ありました。

SFを知ることで、みんな得意なことが違う、比較して落ち込む必要はない、また、自分ができることが他の人ができるわけではない、例えば、私は達成欲が高いために寝ずに仕事ができるけど、周りの人が同じではないということがわかりました。

周りのためにもSFを学ぶことはいいなと思っています。

(インタビュアー:堀江)  そうですね。競争性、私はTOP2なので、その気持ちすごくよくわかりますし、生きていくのが楽になりましたね。ところで、TOP5の中で一番好きな資質な何ですか?

9番目の資質ですが「内省」が一番好きです。(あ、TOP5じゃないけど)

歩いている時も、電車に乗っている時も、運転している時も、1人の時にいつでもどこでも活かせる資質です。人生で一番使っているのが内省の資質ではないかと思います。

ミーティングなどで、すぐに答えは出せませんが、その後じっくり熟考することで、答えが見えてくると思います。

考え事をしながらお風呂に入ると、シャンプーしたのか、リンスしたのか、洗顔したのかわからなくなって、2回シャンプーすることも多々あり(2回目の方が泡立ちが良いので気づく)、うっかりするところも好きです。

コーチングスクールを運営していますが、運営のことや講座のことなど、1日考えているのが楽しいと思えるので、仕事でも役に立っていると思います。

(インタビュアー:堀江)  内省族にしか理解できないあるあるですね。 最後になりますが一言お願いします。

今後もメルマガで、SFコーチの活動などお届けしていきたいと思いますので、どうぞよろしくお願い致します。

(インタビュアー)  インタビューありがとうございました。

☆☆☆☆☆☆

いかがでしたか? 

実は、コーチ陣に色々質問をしたくって(ただの知りたがり)やってみたいと提案した企画です。

今後も色々なコーチにインタビューしていきますね。

こんなことを聞いてほしい、知りたいなぁと思うことがあれば、ぜひご感想をお寄せください。