
こんにちは。ストレングスプレイスです。
今回は2025年9月13日(土)10:30〜17:45に開催された「対面開催@大阪ストレングス 基礎1DAYコース」の開催レポートをお届けします。
現在、ストレングスプレイスではオンラインと対面と両方のパターンで基礎・応用講座を開催しています。対面は東京開催がメインなので、全国各地の受講希望の方は、オンライン講座の選択肢が多くなります。しかし、対面で受講したいとの声も多く聞かれました。
今回その声を受けて、初めて大阪での対面開催となりました。サポートのストレングスコーチも大阪・三重・名古屋から集まり、始まる前からホームの安心感に包まれた会場となりました。わたしもサポートコーチとして参加したので、開催の模様をレポートしますね。
さてここで、「ストレングスプレイス」「ストレングス基礎1DAYコース」について、少し説明します。
■ストレングスプレイスとは
クリフトンストレングス®でわかる資質は、強みそのものではなく「強みの元」となる才能です。道具が使い方を知らなければ役に立たないように、資質も育てて使いこなすことで初めて強みとなります。
ストレングスプレイスでは、自分の資質の特性を理解し、やりたいことや得たい結果に向けてどう活かすかを仲間と共に考え、練習を重ねながら磨いていく学びの場を提供しています。(ストレングスプレイスHPより)
■ストレングス基礎1DAYコースとは
クリフトンストレングス®の基本を学び、34の資質それぞれの特徴や活かし方を理解する基礎コースです。自分のTop5や他の資質について、一人では腑に落ちなかったことが、他の参加者と一緒にワークをすることで、理解がより深まります。
資質を知ることで、自分が当たり前と思っていたことが素晴らしい才能だとわかったり、他の人の才能の活かし方も理解できたりと、様々なことに気づく学びの時間です。
自分自身の成長だけでなく、チームや組織、身近な家族など、互いの違いを活かした関係性を築くことを目的としています。資質を知り、育て、活かす力を身につける第一歩となる講座です。(ストレングスプレイスHPより)
■いよいよ基礎講座がスタート
講師はストレングスプレイス代表の塙コーチ。サポートコーチ4名。受講生は9名。みなさん関西在住の方です。3グループに分け、1グループに一人のサポートコーチがつきました。
まず、各グループのテーブルで自己紹介。それぞれTOP5の資質を表示したネームプレートを見ながら、自分の好きな資質を伝えます。もうこの時点で、お互い違う資質が目の前に現れることに!あっという間に、グループの雰囲気が和みます。
塙講師から資料をもとに「クリフトンストレングス®とは何か」「クリフトンストレングス®で相手を知ることの効果」「4領域の資質の理解」などの説明が始まりました。みなさん、とても熱心にメモしています。
いったん説明が終わったタイミングで、グループワークへ。聞くだけでは言葉が頭の上を流れていくばかり。各グループで、ここまで聞いて感じたこと、理解したことを話してもらいます。
この講座では、言語化してもらうことを大切にしています。頭の中でふだんから感じていたモヤモヤを言語化し、咀嚼することで、自分の資質に向き合う時間になることが目的です。ほかの人の発言も気づきを与えてくれます。
■「資質の理解」として各領域をひとつひとつ
受講生の方に参加した理由を聞くと「クリフトンストレングス®を受けたものの、自分の資質をどう読み解けばいいの?」「他の人の資質を教えてもらったけど、自分の下位の資質はわからない?」との言葉が多く返ってきます。
基礎講座では1日で4つの領域に分かれた(実行力領域・影響力領域・人間関係構築力領域。戦略的思考力領域)に属する34資質を講師による丁寧な説明で解析!ひとつの領域の資質説明が終わると、グループワークに戻ります。
自分が持っている資質に関して体験をシェアしながら、資質の意味を腹落ちさせていく時間です。
■サポートコーチのリアルなエピソードも
資質は生き物です。テキストに書かれた解説だけでなく、実際にその資質がある人の体験談やエピソードこそがリアルに響きます。サポートコーチ4人のTOP5に合わせて、塙講師から指名を受けました!
「実行力領域」からは、アレンジ・公平性。
「影響力領域」からは、活発性・コミュニケーション・自我・社交性。
「人間関係構築力領域」からは、適応性・運命志向・共感性・調和性・包含・ポジティブ・親密性。
「戦略的思考力領域」からは、未来志向・着想・収集心・戦略性。
などを、サポートコーチが失敗談も含めエピソードを赤裸々に語ります。ほかの人の体験談って面白い。へぇーそんなことが!そう感じるのね!そんな行動に出るのね!と、驚きと笑いで拍手が巻き起こりました。
自分の資質を語る時って、なんて楽しいんでしょう〜。そんな雰囲気に背中を押され、受講生の方もグループの中で、自分の資質についての言語化が加速したようです。
それぞれの領域を各グループで腹落ちタイムを取ったあと代表者が一人、グループで出た話をシェアします。そのシェアから、また次の質問や理解につながり、受講者全員が腹落ちを深める時間になりました。
3つのグループは領域によって、3回組み合わせを変えます。できるだけ新しいメンバーと顔合わせをして、ひとつでも多くの資質に触れる仕組みです。
自分にはない資質のエピソードを聞くことで、「ああ、だからあの人はそんな対応をしたのか」と腑に落ちます。また、同じ資質の人と「それ、わたしもあるある」と、意識せずに使っていた自分の資質の特性に気づきます。このことに気づいたときの受講生の方の生き生きとした表情を見ることが、わたしにとってサポートをした喜びにつながります。
■休憩タイム・昼食タイム・懇親会は対面講座ならでは!

塙講師をはじめ当日のサポートコーチたち
休憩タイムや昼食タイム、それぞれの時間は自由におしゃべり!グループワークでしゃべり足りなかったことを、そのまま熱く語り続けるメンバー。お互い久しぶりに会って近況報告するメンバー。お菓子を頬張るメンバー。緊張がほぐれる楽しい時間です。
対面講座に比べてオンライン講座は、自由に交流できるところがいいですね。講座の時間に加え、会話を重ねることで、ぐっと距離が縮まる手ごたえがあります。
希望者が集まる懇親会は、乾杯の挨拶とともに、すっかり打ち解けたメンバー同士の歓談の時間です。ここでも、やはり資質の話に花が咲きます!みんなクリフトンストレングス®が大好きなんだと実感。時間を忘れてアフターの交流を楽しみました。
■VOICE:受講者様からいただいたご感想

YY様:女性
改めて同じ資質でも様々な出かたがあることに 気づけました。リアルな話を聞くことは⼤切ですね。資質を前向きに捉えて振り返ると、す べて漫談みたいになりますね。
今後クリフトンストレングス®を、組織でのチームワーク、夫婦円満、⼦育てなど、様々な場面で活⽤していきたいです。
TY様:女性
同じ資質でも、前後の資質によりその⼈独特の面白い現れ方、魅⼒的なエピソード があります。全ての資質の特徴について、しっかりと時間をかけた説明を聴き、グ ループワークでアシスタントコーチに落とし込んでもらえることで、⾃分についてはもちろん、初対面の⽅への理解も深まり楽しかったです。
今後クリフトンストレングス®を活用したい場面は、⼈⽣全般。特に現在は職場で楽しくストレン グスをより多くの⼈に伝えて⾏きたいと考えて います。プライベートでも家族や友⼈に広めています。
KJ様:男性
同じ資質でも、動機や欲求は違うことがわかりました。今後クリフトンストレングス®を、チームビルディングの⽀援で活用していきたいです。
HY様:女性
改めて、⾃分と他者との違いの⾯⽩さに気づく事が出来ました。他社との違いを受け⼊れると⾃分のストレスの軽減に繋がります。グループワークの時間が楽しかったです。今後クリフトンストレングス®を、家族間の接し⽅に活かしていきたい。 夫々の個性・思いを尊重していきたいです。
KM様:女性
34資質を、⼀つ⼀つ具体的な例を挙げての解説や、リアルな体験談が聞けたことで理解が深まりました。また同じ資質でも組合せの違いで強みの使い⽅が違うことや、同じ結果を出していてもアプローチの仕⽅がそれぞれ違う、ということを腹落ちできました。
クリフトンストレングス®を活用したい場面は、まず職場。ストレングスを診断していない⼈の強みを予測し、その強みに あった対応をしていきたい。 家庭では、夫との強みの違いを理解し、お互い を尊重できるよう⼼掛けたいです。
■一般向けワークショップのご案内
ストレングスプレイスでは、今回紹介した「基礎コース」をはじめ、
「応用コースⅠ:自分探求 Ⅱ:相手探求 Ⅲ:対話力向上 Ⅳ:強味で人生を構築する」
「実践コース」があります。
一般向けワークショップ | ストレングスプレイス / クリフトンストレングスを使った企業研修及び個人講座、人材育成
ぜひ、自分の「強みの元」となる才能に気づき、資質の特性を理解し、やりたいことや得たい結果に向けて活かしていく人生を、一緒にめざしていきましょう。
このレポートを書いた人
近藤淳子