CliftonStrengths®

クリフトンストレングス®とは

CliftonStrengths®

クリフトンストレングス®は、ドン・クリフトンが開発した、⼈の「強みの元=才能」を⾒つけ出すツールで、Webサイト上で177個の質問に答えていくものです。

クリフトンストレングス®は「⼈は⾃分の弱みを改善するよりも、⾃分の強みに意識を向けそれを活かすことで最⼤の能⼒を発揮する」という故ドン・クリフトンの考え⽅に基づいて開発されたアセスメントです。開発にあたっては、強みを⾒つけていくために、⼈がもつ様々な才能をあらゆる⾓度から抽出し、それらを最も共通性のある性質で分類(クラスター化)。最終的に34の資質として特定され、各資質にはその資質の特徴を表す名前が付けられました。クリフトンストレングス®を受けると、あなたが34種類の資質の中で最も頻繁に使っている資質から順に現れてきます。

資質と強み

34の資質のうち、TOP5(34資質をすべて出した場合は、「頻繁に使っている」と思える順位まで)の資質を“上位資質”と呼び、これらがその⼈の強みの元になると考えられます。
ただし、この上位の資質は、あなたの“傾向性=⾃分に固有の思考・感情・⾏動の反応パターン”であって、“強み”そのものではありません。⾃分にとって⾃然で当たり前の傾向性(クセ)であり、使い⽅次第で強みにも、あるいは弱みにもなりえます。言い換えると、これらの上位資質は、⽇々の仕事や⼈間関係の中で、意識して効果的・⽣産的に使うことで初めて、誰にも真似できない素晴らしいあなたの「強み」になっていきます。
つまり、クリフトンストレングス®は、⾃分の強みの源泉となる才能(とそのクラスターである資質)を、鏡のように客観的に「⾒える化」してくれるツールであるとも⾔えます。

ポジティブ 活発性 最上志向 社交性 コミュニケーション

強みを知って活かすには

クリフトンストレングス®で診断された上位の5つ資質を「強み」として活かしていくには、以下の取り組みが有効です。

1 自分の資質の特徴と傾向性を理解する

  • 5つの資質の説明文を、身近な方に読んでもらって感想を聞いてみてください。自分にとっては「特別なことではなく普通のこと。大なり小なり皆同じだろう」と思うことが、実は他の方々とは大きく異なるということに気づくには、自分を客観的に見ることが必要になります。
  • 自分にとって、呼吸をするように自然で当たり前の感じ方、考え方、行動のしかたが、他の人には普通ではなく、むしろ難しいことであるという事実を知ることが、自分の強みを知るためのスタートです。
イメージ画像

2 自分の資質を意識的に「強み」として活かす

  • 自分の資質について認識できてきたら、次に、それが日々の仕事や生活の中で、どんな時に使われているか、意識してみてください。無意識のうちに行動していたことを、「ここで○○○が使われているんだな」と認識する。
  • その時に、自分の資質が、効果的に使われているか、もったいない使い方になっていないか、意識してみてください。自分の資質を、自分が使いこなせる「武器」として意識してみてください。
  • たとえば、「最上志向」という資質は、より良く改善し続ける向上心の資質で、自分も周りも磨き続けることで最高の成果を出していこうとするこだわり資質ですが、時に必要以上に細かい点にまでこだわって仕事に時間がかかりすぎるなど、「もったいない」使い方をしていることもあります。
  • 自分の一つひとつの資質が、どんな時に強みとして効果的に使われているか、どんな時にもったいない使い方になっているかを認識し、効果的に使える時を増やし、もったいない使い方を少しずつ減らしていくことで、持っている能力を最大化することができます。
イメージ画像

3 自分の強みを他の人のために使い、より大きな目標を共に達成するために活かす

  • 自分の資質の理解が深まると、強みは、自分にとって1のエネルギーで10の成果を出せる力であり、意識的・効果的に使うとそれをさらに100の成果にも1000の成果にもできるのだ、ということが腑に落ちてきます。
  • その強みを、周囲の人を助けるために使ってください。あなたの資質をもっていない人にとっては、100のエネルギーをかけても1の成果しか出せないかもしれません。あるいは、たとえ努力してもっと成果を出せるようになったとしても、気を抜くとすぐに元に戻ってしまうかもしれないのです。
  • たとえば、「収集心」の資質をもっている人にとっては、必要な情報や興味がある情報を集め取っておくことは自然なことであり、むしろ楽しいことです。あなたにとって指1本動かす程度でできてしまうことが、他の方にとっては半日仕事かもしれません。情報収集が得意ではない方のために、その人が必要な情報を集めてあげてください。
  • また、チームでクリフトンストレングス®を活用し互いの資質を理解することで、お互いの強みを活かし合ってより大きなゴールを達成していくことが可能になります。外から見ているだけではわからない一人ひとりの強みを「見える化」することで、考え方や進め方の違いを批判し合うのではなく、強みとして活用し合いましょう。自立した大人が強みを活かし合って協働する相互依存により、大きなシナジー効果が生まれます。
イメージ画像

クリフトンストレングス®の診断方法

クリフトンストレングス®の診断をするには、3通りの方法があります。

現在、書籍付属のアクセスコードで診断をする場合と、公式サイトからアクセスコードを購入して診断する場合(PC、スマホを問わずインターネットブラウザ経由で診断の場合)とで、診断上のトラブルが多く発生しているようです。もし診断がうまくいかない場合は、お使いのブラウザのキャッシュを削除し、再度実行してみてください。それでもトラブルが解消しない場合は、運用元であるギャラップ社にお問い合わせください。

1 アクセスコード付きの書籍を購入して診断する

イメージ画像

さあ、才能(じぶん)に目覚めよう 新版 ストレングス・ファインダー2.0

新版となる本書では、「その資質をどう使えばあなたの武器になるか」「どうすればその資質を持つ人たちを活かすことができるか」といった「強みの活かし方」にフォーカスする。34の資質ひとつひとつについて、それぞれ10項目の〈行動ア…

イメージ画像

ストレングス・リーダーシップ さあ、リーダーの才能に目覚めよう

たとえば、あなたが〈最上志向〉を持っているなら、それを活かしてどうリーダーシップを発揮するか(具体的には、信頼を築くか、思いやりを示すか、安定をもたらすか、希望を生み出すか)を伝授します。さらには、その強みを持つ部下やメン…

2 ギャラップ社のサイトで
直接アクセスコードを購入して診断する

イメージ画像

3 スマートフォンやタブレットなどで
専用のアプリをインストールして診断する

イメージ画像

CliftonStrengths™ Gallup, Inc.

イメージ画像

なお、診断結果のうち、上位5資質だけを知るには上記①②③、34資質すべての並び順を知るには上記②③の方法があります。
また、5資質を知った後に、追加で6位以下34資質を知ることも可能です。その場合も②③の方法になります。

おすすめの診断方法

クリフトンストレングス®を効果的に活用する最もおすすめの診断方法は、次のものです。

イメージ画像
イメージ画像

アクセスコード付き書籍を購入して、アクセスコードでクリフトンストレングス®を受け、ご自分の上位5資質を知る。書籍を読み、上位5つの資質について理解する。

イメージ画像
イメージ画像

ギャラップ社のサイトで「全34の強みへのアップグレード付き電子書籍」を購入して、STEP1で受診したときのユーザー名(通常はメールアドレス)とパスワードを使ってサインインして、6位以下の資質をアンロックして34資質を知る。

  • クリフトンストレングス®は、全177問の選択方式のWeb診断アセスメントです。
  • 時間にして20分~30分程度かかりますので、Web接続が安定している環境でじっくり落ち着いて取り組めるときに受けるようにしましょう。
  • 診断は日本語で受けることが可能です。サイト全体が日本語表記となっている場合は、診断時の言語の選択が日本語となっていますので、そのまま続行をクリックしてください。もしサイト全体が英語表記になっている場合は、サイトの一番下までスクロールすると小さな文字で「日本語」とありますので、それをクリックすると日本語表記に変わります。
  • クリフトンストレングス®のホームページやアプリに関すること、個人情報については開発元であるGallup社にお問い合わせください。
  • 診断を受ける際に使用したメールアドレス(または作成したユーザー名)とパスワードは必ず覚えておいてください。一度診断を受けた後に再度結果にアクセスする場合などは、アクセスコードは不要でこれらが必要になります。