「今この瞬間から、自分の物語を生きる」
才能とは、指紋のようなものだと思っています。生まれつき唯一無二で、ユニークなもの。違うものになろうと努力せずとも、そもそも違っているもの。

人が皆違っていることを、わたしたちは頭の中では分かっているはずなのに、
「自分には特別なものなんてない」そう信じてしまうのは、なぜなのでしょうか。
個性よりも、他者と同じであることを求められた学生時代の名残？
それとも社会に出てからの経験から生まれた、自分への自信の無さ？

昔職人としてフランスで生活していたとき、当時の友人のひとりはこう言いました。
「見てごらんなさい、あなたが歩いてきた道を。その素晴らしさをあなた自身が誇りに思うべきだわ。」

誰にでも、その人にしか語れないストーリーがあります。セッションの度に、そう強く感じます。ただこれまでの人生の中で、それを明確な形にする機会がなかっただけなのです。

わたしの役割は、クライアントさんが自分の思いや考え、願いを言語化するのをサポートすること。言語化とは、自分の内側を世界に映し出すことです。これまで気づいていなかった、自分の中に存在している様々な側面に出会うとき、わたしたちはポテンシャルを最大限に発揮して、これまでの自分を越えていくことが可能になるのではないかと思うのです。